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法務委員会で技能実習の介護への拡大について質問

山口和之はこの臨時国会から参議院法務委員会に配属されました。

10月20日には同委員会で質問に立ち、この先同委員会で審議される予定の技能実習制度の新規立法と対象職種の介護への拡大について取り上げ、対象職種の拡大が政府の「日本再興戦略」にある「担い手を生み出す」という文脈から導かれているとして、「制度の目的は国際貢献と言うより、どうみても人材確保策ではないのか」とただしました。

金田法務大臣は「あくまで開発途上国への技能移転が目的の国際貢献だ」と答弁しましたが、これに対して山口和之は「国際貢献というならば、世界に誇れる質の介護を日本から提供しなければならない。その質の担保をどうするのか。現状では、介護保険のサービスは広がったものの質の展開が今ひとつ欠けている。高い質の介護を技能実習生に持ち帰ってもらえるよう厚労省は本気で取り組んでほしい」と厚労省に求めました。